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うつの~みや うつの~みや

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もう40年も前になるだろうか?
夏休みに、父親の実家に帰省するときなどで
「宇都宮」駅に電車が到着すると、駅構内のアナウンスが
「うつの~みや うつの~みや 宇都宮です。」と、
とてものんびりとした感じで 構内に流れていたのを思い出す。
更には、帰ってきて「上野」駅でも
「ういの~ ういの~」と東北弁の独特の節回しでの
アナウンスが流れていた。
東北から「東京」へ出てきた人々が、一瞬田舎の人々を思い出して
遠くへ来たんだなぁなんて感慨に耽ったこともあるのだろうか?
最近ではどこの駅でも既製品のアナウンスが流れて
個性が無くなってしまっている。
殺風景な都会になってしまったのか。
せめて東北の玄関口である「上野」だけでも、故郷を思い出すような
どこか哀愁漂うアナウンスを残して欲しかった。
ところが東北・高崎・常磐各線も、東京始発に向けて
東京、上野間で高架路線の工事が始まっている。
そうなると「東北の玄関口・上野」なんて言う言葉も聞かれなくなるのだろう。
益々便利で近くなるのは良いがなんか寂しい気持ちである。
我々3人を乗せた「湘南新宿ライン」宇都宮行きは快適にモーター音を呻らせ
宇都宮への最後の加速をしているところであった。
暫くして地方都市の、それも県庁所在地である一種独特な雰囲気の街並みが
近づいてきたところで、どことも一緒の車内案内放送で
「宇都宮」到着を告げるアナウンスが流れた。
人々が荷物の用意をして、立ち始めたのは「横浜」を出発して2時間半後のことである。
しかし、本当に話しの花が咲いて、大笑いの連続で、
30分くらいしか乗っていなかったような錯覚を覚えたのは、私だけだったのだろうか?
丁度、宇都宮終点の電車だったので、どっと乗客が電車から降りてきた。
流石に土曜日とあって、通勤客が先を急ぐように小走りで
ホームを進むような光景は見られない。
これから、それぞれの観光目的地への期待を胸に
足どりは軽いが、のんびりと進んでいる。
エスカレーターを昇って行くと、正面に改札口が見えた。
H田君の姿に気が付いたのは、少し周囲をキョロキョロしてからである。
皆で(と言っても3人であるが)手を振って、でかい声で叫びました。
気が付いてくれたようだ。
少し恥ずかしそうに(俺はあんな奴等とは知り合いじゃねぇ~なんて顔をしていたが、
嬉しかったようである)うつむき加減で、こちらに向かってきて挨拶を交わした。
いよいよこれから、皆が楽しみにしていた温泉旅行の始まりである。
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by hotel-califorunia | 2008-11-16 17:43  

温泉旅行Ⅱ

北行きの電車を2本ほどやり過ごして 
我々が乗り込む湘南新宿ラインの「宇都宮行き」を待った。
やり過ごしたうちの「成田エクスプレス」には
横浜からかなりの人数が乗り込み、ほぼ三分の二の席は埋まってしまったようである。
大きなトランクを転がしながらこれから始まる「海外旅行」への夢を膨らましているのでしょう。
暫くしてホームの乾いた(録音による)アナウンスが流れると
何とも言いようの無い期待感と不安感に襲われたのは私だけだったのだろうか?
目的の「湘南新宿ライン」が車輪の音と物凄い風を伴いホームに駆け込んできた。
徐々にスピードを落として、きっちりと我々が整列をしている
「グリーン車」の乗車位置で静かに止まった。
「グリーン車」の2階建て部分は1階も2階もほぼ満席のようだったので
急いで両端のグリーン部分を覗くと、丁度4人が座れる分の席が空いていたので
私はドアが開くと直ぐにに駆け込んで席を確保したのである。
そんなことをしたのは何年振りになるだろう。
昔、家族で夏休みを利用して田舎へ行く時に必ず目にした光景として
ゆっくり座って行くために、必死に席をとろうと先を競って
ドアが開く瞬間に車内になだれ込んだのであったが、そんな凄まじい記憶が甦りました。
当時はクーラーが付いていないから、中には窓が半分空いているところから
折り返しのための車内清掃が終わっていないにも係らずに
頭から潜り込んでいた人もいたな~
各駅停車でもそうだったのだから、特急・急行だったらもっと凄かったのかな?
なんて想像してしまいました。
席を確保して一緒に行く残りの二人が来たところで、椅子を回転させて
お互いが向き合うようにして無事に座ることができました。
今のグリーン車はハイテクで、車掌さんがいちいち改札に来なくても
席の上に「スイカ」をかざせば改札できて、
ランプの点灯でグリーン券の確認ができるようになっている。
普段「グリーン車」などには縁のない生活をしているものですから
珍しくって珍しくってとても楽しかったのだ。
3人で談笑が始まると同時に、電車は静かに走り出して加速をし
あっと言う間に渋谷・新宿・池袋・大宮・・・・・と。
話しが弾んで車窓をゆっくり眺めながら
のんびり旅をするなんて言う状況にはならなかった。
25年振りに再会をして、ここ2ヶ月でメールのやり取りや、
温泉旅行の打ち合わせ会と称しての集まり等はありましたが、
とてもそんな時間だけでは話し切れないことが、いっぱいいっぱいあって、
お互いに止め処なく話しがポンポンと沸いてきては、大笑いをして過ごしていたのです。
途中で車内販売の方が廻ってきたので「缶コーヒー」を買い求めたのだが
直ぐにまた話しに夢中になっていったのでした。
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by hotel-califorunia | 2008-11-07 19:32  

温泉旅行

 湘南新宿ラインの到着ホームには、土曜日と言うこともあって朝早いにもかかわらず
乗車位置には大勢の列が出来ていた。
丁度お日柄ガ良いのか、礼服に白いネクタイを締めた方々の集まりが点在したり
大きなトランクケースを床に置いてホームにたたずむ旅行客の姿もありと
休日の電車のホームは平日とは違った賑やかさがあった。
 8時半に、横浜駅の湘南新宿ラインのホームのグリーン車乗車付近で
横浜方面からの仲間は待ち合わせしていた。
私が一番について、待つかたちになったので、少し心に余裕があった。
ホームで「スイカ」で購入するグリーン券は、車内で購入するよりも割引がきくのである。
初めて「スイカ」でグリーン券を買うので緊張していた。
たまたまグリーン券を購入する人がいたので、近寄ってそれとなく購入の様子を確かめた。
待ち合わせの仲間が、「スイカ」を持っているかどうかを事前に確かめておかなかったのに
気が付いてどうしようと言う心配が湧き上がってきた。
万が一キップだったら仕方が無いか。
「まあ良いっか?」と半分投げやりな気持ちで8時半が段々と近づいてくるに従って、
最初の余裕が少しづつ無くなって行くのを覚えながら辺りに目を配りながら待っていた。
 私は自分の「コーポレートカラー」の一つである「真っ黄色」のポロシャツと白のコッパンで
シャツと同じ真っ黄色の肩から下げるバッグを下げて待っていた。
これは後から聞いたことだが、遠くで私を見つけたときに
「えっ?!真っ黄色じゃん!目立ってるじゃん。同じ仲間になるのか。どうしよう?帰ろうかな?」と言う気持ちになって旅のスタートからにしては落ち込みそうになっていたとのだそうだ。
 そんなこんなの錯綜のうちに無事に皆が集合の8時半より前には揃い
更には皆無事にグリーン券を購入することが出来たのである。先ずは一安心。
ところがそのグリーン券購入に際しても ちょっいとした“笑いネタ”があったのだ。
ホームのグリーン券発券機は2台づつが向かい合わせに置いてある。
勿論グリーン券を購入する人の数は少ないので、並んで買うようなことはない。
 皆が揃って、グリーン券の購入が始まると、私を先頭にして後の仲間が列を作って
並んで購入をしているではないか!
皆がバラバラに分かれて購入すれば良いのに~!!
買ってから気付いて「何で順番に並んで買うの?」とお互い顔を見合わせて
ゲラゲラ笑いながら「宇都宮行き」電車を待つことになったのである。
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by hotel-califorunia | 2008-11-02 18:29